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【本当にあった】現役看護師に聞いた病院の怖い話

こんにちは。無職から派遣看護助手に転職した、ままるです。

僕は現在、都内の総合病院に、夜勤専従看護助手として勤務しています。

病院の夜勤と言えば「怖い」イメージがあると思います。

怪談的な怖さですね。

僕はまだまだ経験が少ないですが、まわりにはベテランの看護師も多数います。

そんな現役看護師達に、自分たちが経験した「恐怖体験」を聞いてみました。

今日はそんなお話です。

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 病院の夜勤って実際怖いの?

僕の働く病院は、外来も受け付ける病棟300床以上ある大きな病院です。

比較的新しい病院なので、施設や設備も新しく、全体に清潔感もあります。

病院では22時に消灯になり、病室や廊下の電気がすべて消えます。

補助灯などはありますが、かなり暗い廊下の中を、患者さんのナースコールに対応したり、定時の巡回を行います。

 

最初のころは怖さもありましたが、やりはじめるとすぐに慣れるものです。

いまではまったく怖さは感じません。

しかしブログネタにと、夜勤中に看護師達の話を聞いたら、廊下の角を曲がるのがめちゃくちゃ怖くなりました。

そんなガチリアルなエピソードを紹介します。

止まらない水

看護師歴9年目で、現在の病院は2年目の看護師の話。

以前勤めていた神奈川県の病院で、夜勤中にひとりでラウンド(定時巡回)をしていました。

その日は全体的に病棟も安定していて、落ち着いた夜勤だと思っていた午前3時頃、ある病室を出ると遠くで水道から出る水の音がかすかに聞こえます。

その音を頼りに廊下の先に歩くと、廊下にある洗面台の水道の水が出しっ放しになっていました。

その水道は病室から離れた場所にあるのですが、患者の誰かが寝ぼけてそこまで来て出しっ放しにして行ったのかと、水道を閉めて業務に戻ります。

違う病室に入り、再び巡回を始めると数分後にまた水道の音が…

恐る恐る水道に戻ると、やはり同じ水道から水が出ています。

先ほどの状況と違い、今回は入っていた部屋の前を誰かが通らない限り、その水道には行き着けません。

急に怖くなったその看護師は、急いでナースステーションに戻り同僚に報告。

後にその水道は何度点検しても異常はなく、同じ現象に遭遇した看護師は多数いたそうです。

なぞの煙

看護師歴7年目で、現在の病院に7年間勤める男性看護師の話。

いつものようにラウンドをしていると、廊下の突き当たりがなにやら曇っているように見えました。

最初は気のせいかと思いながら、隣の部屋に入って業務を続けます。

その部屋から出て、改めて廊下の突き当たりに目をやると、やはり曇っているような、湯気がでているような、そんな風に見えました。

廊下の突き当たりにも病室があり、その中から何かが出ているのであれば問題なので、確認しに廊下の突き当たりまで行きました。

ところが、不思議なことに遠目で見ると曇って見えたその場所が、行ってみるの何の異常もありません。

念のためその病室にいる患者さんを回診するも、全員異常なし。

やっぱり気のせいかと、ラウンドを終えナースステーションに帰りました。

それから30分ほど経ったでしょうか。

先ほどの「煙の病室」の患者さんのモニター数値にアラートが出ます。

その患者さんは急変し、それから1時間も経たずに亡くなったそうです。

いったいあの煙の正体は…

貞子出現

看護師歴7年目で、現在の病院は3件目の看護師の話。

現在の病院で夜勤中の話。

病棟には、数カ所の「サニタリー」と呼ばれる関係者しか入れない場所があります。

サニタリーは、患者さんに使った注射針や点滴など、感染の恐れがある物品を捨てたり、看護師達が手を洗ったりする場所として使用します。

夜勤巡回の時、当然サニタリーは何度も寄ります。

その日も普通にサニタリーによって、不要物を捨て、手を洗いサニタリーを出たその瞬間、目の前に小柄な女性が立っていました。

全身白っぽい服を着て、黒髪はボサボサで長く、うつむいて両手はだらりと下げていました。

さながらあの「貞子」そのものです。

サニタリーのドアを開けたところに立っていた彼女を見て、あまりの驚きにその看護師は言葉も出ず、そのままそのドアを閉めました。

心臓がバクバクし、パニックになりかけましたが、心を落ち着かせて再びドアを静かに明けてみると、そこには誰もいませんでした。

その後走ってナースステーションにもどった看護師は、その晩再びラウンドに回ることは出来なかったそうです。

僕の体験した怪奇現象

今の病院は、北と南に病棟が分かれていて、その真ん中にナースステーション、その真裏に「デイルーム」と言われる、日中患者さんやその家族などが、自由に入れるロビーのような場所があります。

デイルームは全面が窓になっていて見晴らしも良く、日中は日当りがよくて気持ちの良いスペースです。

しかし夜勤の時間帯になると、当然誰もいません。

僕は夜勤中、暇になるとそのデイルームで外の景色を眺めてぼーっとしてる時があります。

8階から見る景色は、夜景がみれて結構綺麗です。

ある日の午前3時頃、いつものようにデイルームでさぼっていました。

さて、仕事に戻るか、とデイルームの端まで歩いたその時、誰かの話し声が聞こえました。

内容までは聞き取れませんでしたが、女性の声で何か話しています。

誰かが電話をしているようにも聞こえました。

デイルームから少し離れた場所に、看護師の仮眠室があるので、休憩中の看護師が彼氏にでも電話しているのかと、その時は気にも止めずに仕事に戻りました。

明け方になって、その時休憩していた看護師に「さっき休憩室で電話してた?」と聞くと

「電話なんてしてないよ」

という答えが。

よくよく考えると、休憩室で電話をしたとしても、相当な大声を出さない限り、デイルームに聞こえてくる距離ではありません。

しかも僕が聞いたのは、ボソボソとしたどちらかと言えば押し殺したような声でした。

あの声の正体はいったい…

まとめ

いかがでしたでしょうか?

気になるのは、いずれの話もその発生時間が夜中の2時3時に集中しています。

やはり「丑三つ時」は何かが起こる時間なのでしょうか?

病院勤務のひとに聞くと、怪奇現象の話はひとつやふたつは必ず出て来ます。

今僕はゾーっとしながらこの記事を書いていますが、今夜も夜勤です。

自分で書いておいてあれですが、夜勤までには忘れたい話です。

同業の方が読んでいたら、くれぐれもブクマなどで実体験を書かないで下さい。

今夜の夜勤が怖くて仕事にならなくなりますから笑