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牛角偽キャンペーン広告に騙されるな|Twitterの善し悪しについて改めて考えてみた

こんにちは。無職から派遣看護助手に転職した、ままるです。

Twitter上での牛角の偽キャンペーンが話題になっています。

牛角の偽キャンペーンがTwitterで出回る 「食べ放題が無料」「タダで食える」広告に公式が注意喚起 (ねとらぼ) - Yahoo!ニュース

「食べ放題無料」

「スクラッチで必ず○万円分の食事券が当たる」

などの内容で、食事券をもらう為に空メールを送るという悪質なものです。

牛角運営元のレインズインターナショナルでは、公式ホームページにて注意喚起を行っています。

http://www.gyukaku.ne.jp/

世間では

Twitterの審査が甘い」

ような意見が多いようですが、僕は本質は違うところにあるような気がしています。

今日はそんなお話です。

f:id:nojobmamaru:20170205190933p:plain

http://ceron.jp/url/nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1702/05/news029.html

Twitter上での牛角偽キャンペーン

僕は気がつきませんでしたが、一月からTwitterの「プロモーションツイート」に大手焼き肉チェーン店牛角を装った、偽のプロモーションツイートが上がっていたようです。

「食べ放題が無料」

「必ず当たるスクラッチ

「食事券○万円分」

など、冷静に考えるとあり得ない太っ腹なキャンペーンです。

 

この広告をクリックしたユーザーに空メールを送らせ、牛角とは全く違ったサイトに誘導するという悪質な手口ですね。

しかし今回のこのキャンペーン、実際クリックしてしまった人も多かったのではないでしょうか?

  • 企業広告も流れる「プロモーションツイート」に上がっている。
  • 牛角のオフィシャルロゴが使用されている。
  • そもそも「牛角」ならその位太っ腹なキャンペーンをガチでやりそう。

牛角の運営元であるレインズインターナショナルも、これはいい迷惑ですね。

この先ネットを使ったキャンペーンはやりにくくて仕方が無いと思います。

Twitterの信憑性について

そもそもTwitterって、まったく信憑性が無いメディアです。

僕のTwitterにも謎な人から日々いろいろなDMが来ます。

「親が病気で困ってる」

「だからお金下さい」

とかですね。

そういった迷惑メールが来るアカウントは、大概捨て垢で見分けはつきますが、企業のロゴとか入れられると一瞬騙されそうになります。

とにかく Twitterに関してはかなり疑って掛かるようにしていますが、先日ある方からDMを頂きました。

内容的には詳しく書けませんが、フォロワー数が数十万というアカウントで、僕が知らないお名前の方が、仕事の件で僕に直接会いたいというDMでした。

これは怪しい…

と一瞬思いましたが、ネットでググればググるほどその方は有名な方で、なんと正真正銘のご本人からのDMだったんですね。

このようなケースもあるので「Twitterだから」と安易に切り捨てるのもリスクがあります。

ほんとに受け取る側の取捨選択能力が、必要になっている時代なんだと痛感させられました。

Twitterというメディアの良さはどこに?

Twitterは、本当に玉石混交です。

「裏垢」

と呼ばれる匿名アカウントを複数持っている人も多いでしょう。

なぜ匿名アカウントを持つかと言うと、本人とバレない「本音」がつぶやけるからでしょうね。

それ自体は否定しませんが、匿名を良い事に他人を言葉で傷つけたり、今回の牛角偽キャンペーンのような嘘や詐欺をはたらく人が多いのも事実です。

では、Twitterの良い面はいったいどこにあるのでしょう?

実はこの「本音」の部分は、Twitterの悪さでもあり、良さでもあるのです。

本音ほど価値のある尺度は他に無い

僕は以前、企業のプロモーションを仕事にしていた時期があります。

企業プロモーションとは、企業の商品やサービスに対して企業が予算を立てて、その費用を使ってイベントを運営したりノベルティーを配ったりすることです。

企業側からすると、そのプロモーションに1000万円の予算を使って、いったいどれくらいの売上となって返ってくるかが、一番気になるところです。

「対費用効果」

という言葉は、ビジネスで非常によく使われます。

1000万円の費用を使って、500万円分しか商品が売れなければ、そのプロモーションはまったくの無駄で「対費用効果が低すぎる」ということになります。

しかし、実際はこの「対費用効果」が明確に数字として出せるプロモーションは稀です。

テレビCMは良い例ですが、企業は数億円の費用を使ってCMを流しますが、実際そのCMによってその商品がいくら売れたかは明確には分かりません。

そもそも「広告」の世界とはそういうベースがあるものですが、クライアントである企業側も高額なプロモーション費用を払って、対費用効果がまったく測定できなければ、プロモーションをやる意味がありません。

僕がプロモーションの仕事をしていた時、その一つの指標とされていたのが「Twitter」です。

特にアニメやゲームなど、10代20代にリーチするような商品やサービスなどのプロモーションを行う場合、Twitter上での反応がそのプロモーションの善し悪しの尺度の一つにされていました。

アニメのイベント等を行った場合、Twitter上でその話題が拡散されればされるほど、そのイベントプロモーションは成功、ということになります。

なのでイベント当日は、ヒヤヒヤしながらTwitterのタイムラインを眺めていたものです。

そういう意味でもTwitterは、もはやビジネスの中でも浸透し定着しているメディアと言えるでしょう。

まとめ

今回のTwitter上での牛角偽キャンペーン問題ですが、確かに「プロモーションツイート」に関しては、その審査方法や基準を改める必要はありそうです。

しかし本質はそこではなく、仮にプロモーションツイートの入稿枠の審査が厳しくなったら、詐欺をはたらこうとする連中は、また別の手段をとってくるわけでいたちっごっこにしかなりません。

とっくに世の中は情報の社会です。

数ある情報の中から、自分に本当に有益な情報は何かを見極める力を付けるしか無いと言う事です。

日々ネットに触れていると、意外なところに落とし穴が待っているかも知れません。

「クリックは慎重に」

これはホントに基本中の基本なんだと改めて思います。

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